生バンドで盛り上がりました

「すぺーす海」平均30歳前半のバンドです 

DSC_0022 2月の西柴夜話は、ほっこりするバンド演奏でした。こころの病い方の作業所である「すぺーす海(富岡)」の利用者さんと職員さん、そして杉田や六浦の作業所からも仲間が加わって構成されたバンドです。キーボードにギター、ベース、ドラム替わりのカホンの演奏をバックに、女性と男性がそれぞれの持ち歌を歌います。平均年齢は30歳前半ですが、皆さんおなじみのポップスやビートルズナンバーを選んでくれました。

週2回の練習を重ねてきただけあって、伸びのある声と息の合った伴奏に参加者皆さんが心地よく聞き入っていました。歌は人を元気にしてくれます。ちょっと恥ずかしかったけど、この活動を通じて人前に出る自信ができてきたと言います。

この日は、ギターのソロ演奏もありました。「さくら茶屋」スタッフも登場して替え歌や女声コーラスもありました。参加者全員で生伴奏に合わせ合唱も行ないました。

交流会では「暖かな雰囲気の中で聞けて良かった。輝いて見えた。こんな一面もあったのかと驚いた。楽しかった」などが参加された方々から次々と感想が出されました。

登場した皆さんも、「無事終えて良かった。楽しかった。満足」の声、出演者も参加者もみんなで盛り上がった西柴夜話でした。

DSC_0004 DSC_0006 DSC_0013 DSC_0016 DSC_0017 DSC_0023

 

 

2016年2月19日

賑やかに民謡で年が始まりました

 3年ぶり!プロの民謡と津軽三味線  

 今年最初の西柴夜話に登場いただいたのは、丁度3年ぶりとなります民謡のプロ歌手:阿部きみえさん、津軽三味線の藤代富士穂先生でした。そして今回お囃子・太鼓を務めたのが阿部さんのお嬢さんです。

CIMG8364 CIMG8367

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 阿部さんはFM放送「FMブルー湘南・阿部きみえのカウントダウンカラオケ」というレギュラー番組をおもちで、カラオケ講師としても国内外で活躍される方です。そして藤代先生も「富士穂会」を結成し、たくさんのお弟子さんを育て、4年前には東久邇宮文化褒賞を受賞された方です。この日は民謡の中でも、皆さんおなじみの曲を選んで披露していただきました。手拍子をしながら、軽く口づさみながら、体をゆらしながら参加された皆さんが聞きほれていました。北海道の「ソーラン節」では参加者が「お囃子」を担当、声の出し方、間のとり方を何回か練習し、最後やっと終わりまで通すことができ、先生方から「お褒め」の言葉をいただきました。

 その後、軽食やドリンクをいただきながらの交流の場では、三味線のことや、のどの鍛錬などの質問がだされ、それらに丁寧に応えていただきました。民謡の音の高低や歌い方の「民謡講習会」も行いました。宮城県の民謡「大漁唄い込み」を参加者全員で大きな声で大合唱です。その後、みなさんから飛び入りをと押された下村さんが「ダンチョネ節」を披露、参加者から喝采をあびていました。

 初めて参加された方々からは、「料理もおいしく、楽しい時間でした」との感想もいただき、あっという間の2時間でした。最後は3名の出演者に、お礼を込めた皆さんの大きな拍手で締めとなりました。

CIMG8356 CIMG8358 CIMG8362

2016年1月15日

平均74歳強、歌の迫力に驚き

 ダックスフント登場、71名で大合唱も  

CIMG8139 12月10日の「さくら茶屋」西柴夜話には、熟年の男声コーラス「ダックスフント」が2年半ぶりに登場していただきました。

 第一部は「望郷、人生を歌う」と題して、室生犀星の詩に曲を付けた「ふるさと」や「時代・川の流れのように」という女性歌手の歌を、迫力ある男声コーラスで歌い上げます。

 第二部は「アメリカのこころを歌う」として、アメリカのフォークソングやお馴染みの黒人霊歌を4曲披露していただきました。

 コーラスメンバーの中の「語りの達人」がそれぞれの曲に解説をつけていただいたことで、歌詞の情景を思い浮かべながら曲に聞き入ることができました。

 そして第三部は参加者みんなで「ご一緒に歌いましょう」というコーナー。唱歌やクリスマスにちなんだ曲6曲を立て続けに歌いました。参加者みんな「歌好き」、男声に負けず女声も入って大盛り上がり、「山の彼方に」の輪唱も決まって皆さん大満足です。

 「ダックスフント」は前回よりメンバーも増加し、人数も声の迫力もスケールアップしていました。平均年齢が74歳を超えると聞いて「見かけの若さ」に参加者は大驚き、メンバーに共通しているのは「若いころイイ男?」という紹介に、みなさんフムフム・・・。その後15人のメンバーが6つのテーブルに分かれて座り、お酒も入りながらの会食と交流、質問も飛び交い和やかな雰囲気で会を終えました。

CIMG8152 CIMG8150 CIMG8158 CIMG8163 CIMG8159 CIMG8166

2015年12月14日

火災予防!元テレビ記者が講演

 日本火災学会会員・大島規義さんが登場 

CIMG8002 11月の西柴夜話は、全国火災予防運動(11月9日~15日)期間の最中ということもあり日本火災学会会員の大島規義さんに「命と暮らしを守るために」というテーマでお話ししていただきました。大島さんは元テレビ朝日の記者として、火災や事故現場に赴き取材を重ねた経験から火災が起きる原因や経過、消防の実態、一般には報道されない死亡者の実情などを実例も紹介しながら解説されました。

 特に火災時の温度曲線をみると、木造などの建築物では出火から8分経過したところが最高温度(1120℃)に達すること、それが通報から消防が駆けつけ放水を開始するまでの時間8分以内に抑えることの基準となって消防の体制や設備が整えられていること、更にはせっかく逃げ出したのに貴重品を取りに戻って災害に遭うこともあるが、罹災証明があれば保証されるものもあるという例を示しながら命を守ることの大切が強調され語られました。

 多くの資料も投射し話されたこともあり、質問コーナーや交流の時間があまりとれずに、「もうちょっと時間があれば聞きたかったこともあった」とこっそり教えていただいた参加者もおられましたが、毎年火災が増えてくるこの時期、時節を得た講演内容ということで最後は大島さんに大きな拍手が送られました

CIMG8005 CIMG8006 CIMG7998

2015年11月13日

ビオラの音色に癒されました

 若手音楽家、髙橋何奈さんの演奏でした 

CIMG78951 58回目を迎えた西柴夜話、今回は都内の音楽教室や自宅でバイオリンやビオラの指導にあたっている若手音楽家、髙橋かなさんに登場していただきました。はじめはクラシック6曲を題名紹介のあとに演奏されました。人間の声にもっとも近いとも言われるビオラの独奏は、大変心地よく癒される音色です。休憩をはさんで今度はみなさんおなじみの曲、そしてビオラ演奏とともに「川の流れのように」「花は咲く」を全員で合唱しました。

 軽食、ドリンク、お酒を囲んでの交流の場では、参加者から感想をいただきました。音楽に心得のある方からは「ばいおん」が素晴らしいと評価、すかさず他の参加者から「ばいおんとは?」の質問が。それに何奈さんは実演をしながら丁寧に答えていただくという場面もありました。素晴らしいので「荒城の月」をもう一度、アンコールという要望にも即座に応えてくれました。ビオラ独奏のために編曲されたこの演奏は、同じ曲でもこうも新鮮に聞こえるのかと思うくらい素晴らしいものでした。

 こうして演奏と交流の2時間はまたたく間に過ぎ、最後に感謝の歓声と絶大な拍手が参加者から送られました。

CIMG78741 CIMG7884 CIMG7914 CIMG7918

2015年10月16日

さくら茶屋寄席、春風亭朝也さんでした

 実力抜群の噺家、声も通るし面白い 

CIMG7783

 

 第4回さくら茶屋寄席、今回は第1回寄席に登場していただいた春風亭朝也さんに再度来ていただきました。

 昨年度「NHK新人落語大賞」を受賞した実力抜群の若手噺家です。なにげない世間の情景を笑いに変え参加者を引き付けていきます。「やかんなめ」と「かたぼう」の落語二題を約一時間にわたって語っていただきました。

その後は、朝也さんを交えて「さくら茶屋」自慢の煮物、揚げ物、おつまみ、お料理にお酒もいただきながらの交流会、「落語は好きで、春風亭一門の落語をここで聞けて良かった」、「さすが新人大賞、声が通るし、おもしろいね」、「今日は参加できて本当に良かった」等々、参加者から感想がだされました。「今後も演目を変えて何回でも来てほしい」との要望に、朝也さんは「お声がかかればいつでも」と答えるという和やかな雰囲気のままあっという間の2時間が過ぎていきました。

CIMG7763 CIMG7766

 毎年年一回の「さくら茶屋寄席」、今後数を増やしてという要望も出されています。そうした声も参考にしながら、これからも日本文化の発展を願い継続して開催していこうと思っています。

CIMG7790 CIMG7791 CIMG7792

 

 

2015年9月25日

7月夜話は全国一人旅のプロ歌手

 幅広いジャンル、今村さん独特の世界でした 

CIMG7551 CIMG7549

7月の西柴夜話は、シンガーソングライター今村信悟さんの登場でした。

 愛媛県出身のプロ歌手、音響設備一切をバンに積んで全国一人旅のライブツアーをしています。6月下旬から7月にかけては首都圏をまわるということで、7月2日「さくら茶屋」に来ていただきました。「平塚、逗子・・・昨日は清瀬、明日は相模原・・」と駆け回っているようです。

 当日披露していただいた曲は、女性が多く参加する西柴夜話、その年齢層にも気を使っていただき「サントワマミーやラストダンスは私に」のシャンソンから唱歌、ポップスなど皆さんよくご存じの歌を選曲していただきました。勿論オリジナルの曲も披露、「今夜もしゃぶしゃぶ」「ぼくたちの赤ちゃん」そして「絆」と人間愛に満ちた曲でした。幅広いジャンルを巧みなギター演奏とともに、独特の歌いまわしで歌い上げる今村さんの世界に参加者は大きな拍手を送っていました。

今村さんとの交流では、全国をまわっているということで、参加者41名全員の出生地への訪問の有無を尋ねたところ、39名の出生地を訪問していました。これからも、全国の旅は続くようです。機会があればまた「さくら茶屋」にお越し下さい。どうもありがとうございました。

2015年7月3日

西柴に「気象予報士」が急増した?

 6月の西柴夜話はインターネット気象術 

CIMG7324 CIMG7322

 

 

 

 

 

 

 6月の西柴夜話は「あなたも今日から気象予報士の卵です」と題して、気象予報士の千々木雅也さんに「インターネット気象術」を話していただきました。

 内容は気象観測の進歩、気象予報はどのようにして作られるのか、様々なインターネットサイトの利用法など直接役立つ情報をスライドと共に解説していただきました。「せっかく学んだけどパソコンを持ってないけど」の声には携帯でも活用できるということで、さっそく試している方もおられました。

 交流会では、「どのチャンネルの予報が信頼できる?」「夕焼け後は何故晴れるの」「人間の力で天気は変えられる」「なぜ予報士になったの?」との質問ぜめに・・・これらに丁寧に答えていただきました。

 千々木さんが推奨するインターネットサイトはいっぱいありましたが、ここにひとつだけ紹介します。

詳細は関東(39時間)または広域日本(264時間)の雨量・雲量などの時間変化を把握することが可能なサイト「GPV気象予報 http://weather-pgv.info/

一度みなさんも見てみてはいかがでしょう。

2015年6月14日

スー&マヤさん ジャズコンサート

 5月の夜話は、ジャス&ポピュラーソング 

P1030890

 5月度の夜話はジャズコンサートでスー&マヤさんの女性二人による歌でした。ピアノは橋本宏之さん、ベースは鈴木健市さんによる演奏で「酒と薔薇の日々」からはじまり、ジャズナンバー、ボサノバなどの歌で盛り上がりました。最後は全員で「ケ・セラ・セラ」の合唱、アンコォール!の声に「テネシーワルツ」を歌っていただきました。参加者みんなが知っている歌なので一緒にスイングしながら楽しみました。

 第54回目の夜話だったのですが奇しくも参加者も54名ということでした。残念ながら藤原マヤさんは転居されるということで最後のコンサートになるということでしたが、機会があればまたお越しいただきたいと思います。

CIMG7088 CIMG7101 P1030914

2015年5月18日

4月は豊富な話題に国際感覚一歩前進

 4月の西柴夜話は「国際人としてのマナー」 

 4月の西柴夜話は、35年間世界の空を飛び続けた国際線客室乗務員の吉門憲宏さんの「国際人としてのマナー」のお話でした。テーマを読むと「なんかお叱りを受けるお話かな」と思ってしまいますが、「相手に好印象を与えるためのコミュニケーション術」を豊富なエピソードをもとにユーモアたっぷりにお話しいただきました。

 お話の中にあった日本人と欧米人の違いの話、日本の学生に「他人とは?」と質問すると、「みず知らずの人、自分以外の人」などの答えが返ってくるが、アメリカの学生に同じ質問をすると「愛と友情を育む可能性のある人」との答えが返ってくるというのです。コミュニケーション能力の低い日本人は「対人恐怖症」という人が多いが、欧米人は「対神恐怖症」・・・そんな話に参加者みなさんがうなずいていました。

 「感謝の気持」を表現するにも、その対応で印象はがらりと変わるとも、その応対を

実際の行動で教授していただき、参加者の国際感覚がちょっとだけ前進した感じです。

 

講演後の交流会では、多くの質問も飛び出し、吉門さんが現役時代に「ハイジャックに遭遇した」話まで披露していただき、あっという間の二時間でした。

2015年4月10日