西柴夜話

毎月第2木曜日に開催(19時~21時)

お隣りのご主人や奥様をお呼びして趣味や特技などを披露していただいています。軽食にお酒もちょっぴり入れながらの交流会です。 どなたの参加も歓迎いたします。参加ご希望の方は、 「さくら茶屋(045-516-8560)」までお電話下さい。

西柴夜話

新鮮、感激!絵本の読み聞かせ

「おはなしの風」森川さん、松本さんと絵本。

 2月の夜話は「音楽と共に、絵本の読み聞かせ」で、「おはなしの風」から森川美代子さんと松本智美さんがきて語っていただきました。コンサートリーディング、音楽にふれながらお話を聞いていると本当にその情景が浮かんできます。参加された方も皆さん「何十年ぶりに絵本に触れたが新鮮」「昔の思い出がよみがえり、心に響いた」「これまでに出会ったことのない絵本だった」などと大好評でした。

 途中、さくら茶屋が作成した紙芝居「身代わり観音」も演じていただきましたが、そこもバックに音楽が流れ効果を出していました。森川さんはすべてその絵本に合わせた音楽を選曲し、お話のクライマックスには音楽もそこに あったメロディが流れるようにつくり、読み方も練習を重ね演じているそうです。だからお話の終わりが、ちょうど音楽もぴったりそろって幕を閉じるのです。
 お食事をしながらの交流会では参加者全員が感想を出されていましたが、皆さん一様に感激の思いをのべておられました。

2020年2月22日

12月はハンドベルコンサート

 サニーベル・並木在住の女性14名が熱演。

 師走の季節にぴったりのハンドベルコンサート、10名ほどが横一列に並んでベルを振ります。アニーローリー、星の界がまず演奏され、その後ハンドベル伴奏による全員合唱です。荒城の月、ゴンドラの唄、野ばらと3曲、歌好きの参加者が多かったこともあり、澄んだベルの音と歌声がうまくハーモニーされていました。演奏者からも「みなさんとてもお上手」とお褒めの言葉もいただきました。続いてハンドベルの体験コーナー、キラキラ星の曲を6名が2回にわたって12名の方々が挑戦しました。音は出せても奏でるまでにはそれなりの時間が必要を実感した体験でした。
 サニーベルは演奏だけでなく、「語り手サニー」としても活躍されているそうで、この日も「ねすごしたサンタクロース」という朗読劇が披露されました。参加者からは「よかったね、子供たちにも見せてやりたいね」の声も出されていました。最後はこの時期のクリスマスソング3曲の演奏、そしてアンコール曲として何と「證誠寺のたぬきばやし」を演奏され、一味違ったベルの楽しさを見せていただきました。
 グループの方々を交えての食事・交流会では、質問や感想などが出され、お互いの親交を深めあいました。

2019年12月20日

春風亭勢朝師匠、2回目の登場

 毎年9月の西柴夜話は「さくら茶屋寄席」

 101回目の西柴夜話は「第8回さくら茶屋寄席」、「さくら茶屋」には6年ぶりとなる春風亭勢朝師匠にお越しいただきました。師匠は落語界などのゴシップ話がお得意で、実名だったり、実名は出さなくてもなんとなくわかる方の裏話を「ここだけの話ですよ」といいながら披露し、参加者の笑いを誘います。
 演目は「紀州」や「袈裟御前」ですが、話の中に参加者の年代に合わせた有名人の方々のネタ話や、あるいはちょっと下ネタなども織り交ぜながらの話でたっぷり笑わせていただきました。途中、着物の着換えもあり、出囃子にのって2回登場するかたちで約一時間にわたってお話しいただきました。
 師匠を交えての交流会では、テレビ番組「笑点」ができた当時の裏話や、現在の様子、落語言葉の解説などもしていただき、2時間参加者全員が楽しんだ夜話となりました。

2019年9月13日

百回目の夜話で生涯現役を実感

 100回のテーマと出演者の写真を紹介。

7月の西柴夜話は記念の集いでした。2010年6月に「懐かしの映画」をテーマに佐藤晃さんが講演されてからまる9年、今回百回目を迎えました。出演された方はコーラスなど多人数のグループなどもあるためこの間224名が登場し、参加者はほぼ4000名と多くの皆さんにお越しいただきました。
 今回はこれまでの出演者を招待した集いでしたが、多人数であり会場の関係でお呼びしたのは西柴近辺の方に限らさせていただき、地域外の方々には大変失礼いたしました。お詫びいたします。

 懇親会形式とした集いでは、招待参加者に2分間という短時間で夜話の内容やエピソードなどについてお話しいただきました。ここに100回のテーマと出演された皆さんの写真を紹介します。
これまで登場していただいた出演者は、今年の時点で90歳を超える方も少なくなく、今もお元気に活躍されています。そうした方々のお話やお姿に触れ、参加者全員が「人生100歳時代、生涯現役でいよう、・・・いたい」という思いを強くした集いとなりました。

 

 

集いの様子です

2019年7月13日

94歳兒玉氏より元気を頂きました

 「椰子の実」をめぐる感動的なおはなしでした。

 「さくら茶屋」の長寿企画である西柴夜話も今回が99回目、そこで長寿にふさわしいと今回登場いただいたのは西柴在住・大正生まれで令和に入り4時代目に入った94歳の兒玉孝男さんでした。
 台湾で生まれ育った兒玉さん、北回帰線が通過する「嘉義」の町の話から始まりました。戦前の話は、必然的に戦争の話がでてきます。お兄さんを戦争で失われたこと、21年に日本に引き揚げ、和歌山の田辺に降り立った時に機関銃を構える若い米兵に衝撃を受けたが、ひるまず話しかけたら、多少の日本語も理解していることにさらに強い衝撃を受け、その後の戦況を振り返っても「日本は情報戦」で大きく立ち遅れていたことを実感したとの思いを語ってくれました。
 その後、感動的な「椰子の実」に話は続きます。島根県出雲出身の陸軍所属 山之内辰四郎さん、昭和19年、戦況が悪化し望郷への思いから「椰子の実」に友人と自分の名前を書いてそのまま海に流した。その後山之内さんは戦死。しかし、海に流した「椰子の実」は実に31年間も海を漂流し続け、島根県の浜へ流れ着いた。それが奇跡的にも友人であった飯塚さんにわたり、山之内さんの家族とも対面できたという話でした。そのお話の最後に兒玉さんのリードで藤村の「椰子の実」を全員合唱しました。
 交流会では皆さんから「長寿」への秘訣が質問され、その問いにはすかさず「人生、好奇心が大切、常に何故という疑問をもって探求する意欲が大事」と強調されていました。いくつになっても何事にも挑戦する兒玉さん、参加者が大いに元気を頂いた夜話でした。

 

2019年6月15日

マジック習得、大変お得な夜話

 参加者全員が明日は立派なマジシャンに。

 5月の西柴夜話は、金沢区で「街の先生」をしている手品師の今田弘さんにお越しいただきました。いろいろな施設や集まりで技を披露しているという今田さん、持ちネタは80種類以上でその技の内容をすべてイラストにしてわかりやすく説明してくれます。
 今回は今田さんがマジックを披露した後、参加者の皆さんにタネを明かし、それを皆さんに実践していただくという内容だっただけに、皆さん技を習得しようと真剣に見聞きしていました。
今回は手軽で明日にでも自らがマジシャンとして人前に立てるような技、8~9種類を学びました。「指にかけた輪ゴムが、他の指に瞬間移動するワザ」「「透明のプラスチックコップにコインがすり抜けていくワザ」「千円札が一万円に変身するワザ」「ふくらました風船にコインが外から中にすり抜けるワザ」「きつく両手を縛ってもらったのに簡単に解いたりするワザ」等々です。その小道具も参加者全員にあらかじめ準備し配っていただき、さらにそのタネを明かし、テクニックまで解説していただいたのですから、皆さん大感激、さっそくその技に挑戦します。明らかにタネがバカ分かりの人もいれば、決めポーズまで考える人さまざまですが、どんどん盛り上がっていきました。
 飲食をしながらの交流会では、さっそく会得したワザを参加者お二人の方に披露していただきました。語りを入れながら何とかマジック成功、皆さんから大きな拍手が贈られました。高額紙幣に変身するワザも習得した西柴夜話、参加者全員大変お得な催しでした。

2019年5月17日

みんなが大声で歌う夜話でした

 健康歌声サロンがパワーアップで登場。

 4月の西柴夜話は、「さくら茶屋・歌の集い」でおなじみの健康歌声サロンの皆様に出演していただきました。石津リーダー(アコーディオン)、ギターの荒巻さん、ボーカルの五老海さんと星川さん、そしてピアノの田中さんに、今回特別ゲストとしてバイオリンの鈴木美香子さんも加わりパワーアップした演奏をバックに全員合唱を楽しみました。
 夜のタンゴ、シェルブールの雨傘、神田川、アメージング・グレイスなどバイオリンがひきたって、しかもみんなにおなじみのものを15曲選んでいただきました。その合間には、頭の体操や指の体操を織り交ぜたり、映画音楽ではその曲の映画のシーンをスライドに映写したり、ハンドベルのような「トーンチャイム」という楽器を参加者に担当してもらったり、いろいろ工夫していただき場を盛り上げていただきました。
 食事とドリンクをいただきながらの交流会では、今回のプログラムにまつわる青春時代の思い出や感想がだされました。その後も「全員合唱」のリクエストがだされ、あらかじめ準備していた曲5曲(恋心、川の流れのように、星の界、埴生の宿、ふるさと)を歌い、最後は、上を向いて歩こうを全員合唱してこの会を終えました。
 帰り際に「参加者皆さんよく通る声で、良く歌っているのでしょうね」という感想が出演者からだされていました。

2019年4月13日

金沢区がもっと好きになった夜話

 前金沢区長・林琢己さんが語る歴史と自然の街。

 3月の西柴夜話は「金沢区がもっと好きになる」をテーマに、西柴在住で前金沢区長の林琢己さんにお話しいただきました。
 まず冒頭クイズが出されます。横浜市の中で金沢区は何番目?・公園の面積、病院のベット数、駅の数、国宝の数等々、答えはすべて一番との解説に参加者から「へぇー」の声。その後昭和初期の金沢区の写真や、800年前の金沢区近辺の地形と現在の比較図、金沢区に縁のある徳川家康やペリー提督、伊藤博文との関係、称名寺や金沢文庫復興、八角堂建設など金沢の地域振興に尽くした大橋新太郎の功績の紹介など、歴史と風光明媚な金沢の魅力をスライドを基に紹介していただきました。林さんは「さくら茶屋」発足当時、地域活動として「茶屋のブログ作成」を手掛けています。その中で「金沢区の魅力紹介」をしたことで、地域の魅力をより深掘りするようになったと話しています。
 また区長時代、より身近に金沢区を感じてもらえるようタモリさんや、金沢区出身の竹中直人さんや小田和正さんにも協力していただいたことなど、多くの魅力が金沢区にはあることが語られました。その後食事を囲んでの交流会では、金沢文庫駅前の再開発など難しい問題の質問なども出されていましたが、すべてに丁寧に対応していただきました。
 最後に小田和正作詞作曲でこの地を歌った「マイホームタウン」の曲をながしていただいたところで、参加者の皆さんに夜話が始まる2時間前と比べて「金沢区がもっと好きになりましたか?」と質問、参加者全員の手が挙げられたところで散会といたしました。

2019年3月23日

フラウェンコール、2回目の登場

 サックスも合流、新たな歌謡曲にも挑戦しました。

 2月の西柴夜話は、西柴の女声コーラスグループ、西柴フラウェンコールが登場しました。夜話は4年ぶり、18名の方が並びました。今回は、西柴在住の学生さんがサックス演奏で合流し場を盛り上げていただきました。
出だしは童謡、歌曲、唱歌など7曲をコーラス、日ごろの練習の甲斐あってか美しいハーモニーを披露していただきました。その後指揮者の宮澤先生のソロと学生の武本さんがサックスで「知床旅情」を熱演。場が和んだところで、ピアノとサックスを伴奏に参加者全員で「青い山脈・ブルーライトヨコハマ、リンゴの唄」を合唱しました。
 その後はフラウェンコールが新たに挑戦し今回が初披露という懐かしの歌謡曲、「恋のバカンス」など3曲を熱唱していただきました。プログラムはここまででしたが参加者からは当然の「アンコール~」の声。これに応えて、サックスでのソロ演奏、「この広い野原いっぱい」のコーラスで絞めていただきました。
 食事やドリンクを囲んでの交流会では、参加者から感想や質問がだされたり、コーラスへの参加のお誘いがあったりお互いの交流を行いました。更には、またまたサックスのソロ演奏の要望が出され、急遽iPadを使いながら「枯葉」演奏で応えていただくなど終始楽しい雰囲気で夜話を終えました。

2019年2月15日

無限の音を奏でる薩摩琵琶でした

 7年ぶり、2回目登場のですが 荒井泉水さんです

 今年最初の西柴夜話は、薩摩琵琶の演奏と語りを荒井泉水さんに行っていただきました。2011年に一度西柴夜話にお越しいただいて以来、二回目の出演です。今回の演目は、菊池寛の「恩讐のかなたに」の舞台になった「青の洞門」にまつわる語り、義経が幼少時代に暮らしたともいわれる「鞍馬山」での様子を語る内容でした。
薩摩琵琶にはフレットがあまり無いため、音の高低は弦を押さえる強弱によって変えます。そんなことから他の楽器ではできない無限の音を奏でることができるようです。一本の桑の木をくりぬいて作るなど、琵琶の構造についても詳しくお話しいただきました。アンコールの要望には「祇園精舎の鐘の音・・・」と平家物語の一説も演じていただきました。
その後の交流会では、参加者からは「青の洞門」に関するエピソードや、訪れたことのある方のその際の様子、世界の楽器の変遷などが語られました。筑前琵琶との違い、楽器の値段などの質問、初めて演奏聞いた方の感想や、西柴夜話の感想などを出し合いながら楽しく交流いたしました。

 

2019年1月23日
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