4月は豊富な話題に国際感覚一歩前進

 4月の西柴夜話は「国際人としてのマナー」 

 4月の西柴夜話は、35年間世界の空を飛び続けた国際線客室乗務員の吉門憲宏さんの「国際人としてのマナー」のお話でした。テーマを読むと「なんかお叱りを受けるお話かな」と思ってしまいますが、「相手に好印象を与えるためのコミュニケーション術」を豊富なエピソードをもとにユーモアたっぷりにお話しいただきました。

 お話の中にあった日本人と欧米人の違いの話、日本の学生に「他人とは?」と質問すると、「みず知らずの人、自分以外の人」などの答えが返ってくるが、アメリカの学生に同じ質問をすると「愛と友情を育む可能性のある人」との答えが返ってくるというのです。コミュニケーション能力の低い日本人は「対人恐怖症」という人が多いが、欧米人は「対神恐怖症」・・・そんな話に参加者みなさんがうなずいていました。

 「感謝の気持」を表現するにも、その対応で印象はがらりと変わるとも、その応対を

実際の行動で教授していただき、参加者の国際感覚がちょっとだけ前進した感じです。

 

講演後の交流会では、多くの質問も飛び出し、吉門さんが現役時代に「ハイジャックに遭遇した」話まで披露していただき、あっという間の二時間でした。

2015年4月10日