柴漁港あなご、お話し&食しました

 東京湾のあなご筒漁業と白焼き料理

3月の西柴夜話は、東京湾であなご筒漁業を行う横浜漁業組合柴支所理事の齋田芳之さんのお話しでした。江戸前の寿司種として有名な東京湾のマアナゴ、柴漁港に水揚げされ

さかなクンが描いたイラスト筒をもって

さかなクンが描いたイラスト筒をもった齋田芳之さん

る魚種の中でも太刀魚に次いで2位の漁獲量があります。齋田さんは、この資源管理をするため小さなあなごは魚獲せずに逃がす仕掛けをあなご筒に施して漁をすることを考え、それを東京湾であなご漁を営む全ての漁師さんに提案し、神奈川県ばかりでなく千葉や東京の漁師さんの賛同を得るまでに相当の年数を要したといいます。そうした取り組みが評価され、各種の表彰や、テレビ取材などを受けています。各種の番組にも引っ張りだこで、この日も分りやすくまとめられた放映番組もみながら、あなごの生態から料理法まで興味深くお話しして頂きました。

 

そしてこの日は特別にあなごを持参していただきました。あらかじめ七輪で火を熾して準備し、齋田さんの指導のもとに「あなごの白焼き」を行い、焼きたてを参加者皆さんにご提供しました。こうしたサプライズに皆さん大喜び、「大変ふっくらしていてとても美味しい」と大満足の声が飛び交いました。会食を共にしながらの交流会では、漁に関する質問などとあわせて「これからも美味しいあなごの提供を」というお願いもだされていました。

さくら茶屋で提供している「あなご丼」や「あなごチラシ」も小柴で獲れたものを使用して提供しています。まだ召し上がったことの無い方はどうぞランチ時にお越し下さい。お待ちしています。

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2016年3月11日