蝶々に魅せられて数十年の早川さん
4月の西柴夜話のテーマは「蝶々に魅せられて」、2003年に現役を引くとともに高校以来途切れていた蝶採集を復活させ、現在も続けている西柴在住、早川修さんのお話でした。
どこに出かけるにも網と採集用具を持って出かけるという早川さん、自ら標本にしてお持ちいただいた蝶々の数は100頭を超えます。そのいろいろな蝶についてスライドを使って解説していただきました。
肉食の蝶々、季節によって衣替えするもの、裏と表が全く違うもの、AからOまで血液型のように4種類に分類されるもの、用心棒をしたがえるもの、アリなどに育ててもらいながらアリの幼虫を食べるもの、旅をするもの、浮気っぽいもの、貞淑なもの等々、蝶々といってもそれだけの生き方があるのかと感心させられるお話です。
日本には246種類の蝶がいるそうです。でも蝶の数は年々減少傾向にあるといいます。神奈川でみていると横横道路ができてから、あるいは因果関係は不明ですが携帯などのアンテナが増えてくるようになって激減してきたといいます。
飲食を囲んでの交流会では、いろいろな質問が出てきました。その中で、またまた驚きの蝶の生態が明かされました。時速40ロで飛ぶ蝶々がいる、卵から蝶に成長するまで4年もかかるのに蝶として生きるのはたった30日という蝶とか、聞きたいこと一杯、そして驚きの西柴夜話でした。