京急東神奈川と逗子・葉山となりました。
京急創立120周年記念事業の一つとして、3月14日に6駅の駅名改称がありました。①羽田空港国内線と②国際線ターミナルが、それぞれ①「第1・2ターミナ」と②「第3ターミナル」に改称、③産業道路が「大師橋」に④花月園前が「花月総持寺」になりました。花月園はJR線の向かい側の丘の上に、戦前は遊戯施設を備えた遊園地があり戦後、競輪場となりましたが2010年に廃止となり、名称は10年間残ったことになります。
京急東神奈川について
私は⑤仲木戸→京急東神奈川と⑥新逗子→逗子・葉山に改称の前後に見に行ってきましたので駅の成り立ちと共に書いてみました。
⑤江戸時代に神奈川宿に将軍が宿泊の時、警護の木の柵を作り、この付近を仲木戸と呼ばれていたので駅名になったようです。京浜電鉄時代、急行運転のため現在の南太田の様に中線に追い越し線がありましたが、戦災で焼失、待避設備は廃止され復旧されましたが、S32年にも近くの簡易宿泊所の出火で全焼した歴史がありました。この駅付近だけ高架になっていますが、明治43年に現JR横浜線の貨物線が通っていたため盛土をして立体交差としたためとのことです。
逗子・葉山について
旧、新逗子駅はS60年に京急逗子と400Ⅿ先にあった逗子海岸を統合してできた駅で、逗子線8両運転にあたり、旧京急逗子駅は両側を主要道路が通っており6両分の余裕がなく、旧逗子海岸駅とも近いため、その中間に作られました。
現在のホームには両側に改札口が葉山側は地上ですぐ外に出られますが、神武寺側は高架で踏切を渡り3階の改札口に出ますが旧、京急逗子駅のホームの端から端まで歩く距離があり、乗り降りには時間の余裕がいります。逗子・葉山は両側にそれぞれの特徴があり、いい名称だと思います。