1600番台が登場したので見に行きました
京急の新車1600番台(車両の先頭に表示された車両番号)の1601~1606の6両編成が11月7日に金沢八景の綜合車輌から出てきましたので見に行ってきました。
前照灯がLED照明になりました
1000番台の車輌は地下鉄線直通用に規格されています。8連のほか4連、6連、それにアルミ製やステンレス製があり、いろいろマイナーチェンジをしています。1001から始まる8連車両のほか6連の1300番台、4連の1400・1800番台など多彩です。今回新登場の1600番台は今年度中に(29年3月まで)もう一本の6連と8連が登場するとのことです。この1600形はステンレス製ではありますが、前回紹介(3月にこの欄に投稿した「幌で車両をつなぐことが可能に」の記事)した1800番台と同様に赤と白の塗り分け(ラッピングだからなんといえば・・・)となっています。外観はほとんど変わってはいませんが、前照灯をはじめLED照明が多く使用されています。
携帯などの充電が可能になりましたが
そして大きな変更としては、従来のステンレス車は車内のすべてがロングシートでしたが、登場車は車端部の片側(千鳥型)にボックスシートを配置し、補助いすも設けられています。11月16日に営業運転が始まりましたので早速乘ってみました。今までになかった大きな変更点として、ボックスシートの窓の下には携帯電話やパソコンにも充電ができるよう誰でもが使用可能な100Ⅴのコンセントが付きました。ボックスシートの片側は優先席になっていますが、このコンセントを高齢者が使うかどうか? 又、若い人が着席使用時、高齢者が側に来たときに果たして席を譲ってくれるかどうかが心配です。