近所や周りのつながりが大切と感じました
「あそびを考える」をテーマに講演&交流を行いました。お話は道端に七輪やこたつを置いて遊ぶのが趣味という日本ボランティアコーディネーター協会理事の西川正さんでした。最近世の中がしんどくなってきているのは、漢字で書く「遊び」ではなく、「ハンドルのあそび」というか構造上のあそびが無くなってきているのではという話からはじまりました。
話は多岐にわたりますので一例を紹介します。
◎ 焼き芋のたき火を行う→ 煙が近所に流れる→近所は迷惑と役所に電話→役所からはたき火禁止令が出される=これが「禁止」の生まれる構造、直接話があれば折り合いがつくこともあるのでは。
◎ 知っている子ども達の悪さっていうのは「いたずら」ですむ場合がほとんどだけど、知らない子どもの悪さは「犯罪」になってくる。・・・。
「遊び」「公共」「コミュニティ」をキーワードに話は進みます。数十年前の映像を交えながら紹介されたあそびは現在とは大きく異なる光景で、現代のあそびのあり方を考えてみようという提起でした。 講演中参加者の皆さんは、「そう、あるある」と幾度もうなずく内容ばかり。交流会の中では、難しい面もあるけど「近所や周りとのつながりが本当に大切」などの感想や意見が出されていました。