本山先生の「脳と身体の若返り」の講演会
大型で強い台風18号が本州にも上陸するという予報の10月5日朝、文庫幼稚園で「脳と身体の若返り」をテーマに講演会を開催しました。講師は総合能力研究所所長の本山輝幸さんです。激しい雨の中、75人が参加し、身体も動かしながら熱心に聞き入りました。
認知症予備軍も含めると900万人ともいわれる認知症患者、65歳以上では4人に1人。「でも恐れることはありません。予防は可能ですし予備軍から正常者に戻ることも可能です」と、本山先生は冒頭から希望と期待を与えてくれました。
「10秒診断」短時間でわかる認知症予備軍の判別方法です。椅子に座り足を10秒間上げます。筋肉に痛みを感じますか?感じなければ認知症の予備軍かもと指摘、参加者はお互い顔を見合わせながらほっとした様子です。多くの認知症患者をみてきた先生は、認知症の方の身体的特徴をつかみ、その理由を解説します。脳と運動神経、そして最も大切な感覚神経と脳との関連をわかりやすく説明され、実際に身体を動かすことも組み入れながら、認知症への対応と改善という内容までお話しいただきました。
「脳の若返りは可能です。筋肉などからの感覚刺激を伝える神経を鍛えることがポイント」といいます。「運動は脳の海馬(記憶をつかさどる部分)を発達させるのにも重要です。でも漫然と運動しても効果的とは言えない。特に感覚神経をつなげ強化する、そのためには刺激を上げることも大切」ということです。感覚神経を鍛えるための方法として、一番現実的なのが鍛える筋肉の部分に意識を集中させて運動する、そうすることで強化できるということでした。
後半は各所の筋肉を効果的に鍛える方法を実践で学びました。元神奈川ボディビルチャンピョンの本山先生は胸の筋肉を左右同時とか、左だけとかピクピクと動かします。背中も、これは感覚神経が繋がっているから簡単にできるのだそうです。最後に胸に垂らした鈴を胸の筋肉の力だけで三々七拍子を鳴らす「凄技」を披露され講演は終了しました。
参加者からのアンケートではほぼ全員がよく理解できた、参考になったと回答しています。「興味があった内容では」の問いに、「筋肉と脳と神経」「刺激と集中」「感覚神経と認知症」「筋力アップと実践」「目からうろこ、すべて参考に」「楽しかった」という言葉を多くの方々が書いておられました。
