金沢区がもっと好きになった夜話

 前金沢区長・林琢己さんが語る歴史と自然の街。

 3月の西柴夜話は「金沢区がもっと好きになる」をテーマに、西柴在住で前金沢区長の林琢己さんにお話しいただきました。
 まず冒頭クイズが出されます。横浜市の中で金沢区は何番目?・公園の面積、病院のベット数、駅の数、国宝の数等々、答えはすべて一番との解説に参加者から「へぇー」の声。その後昭和初期の金沢区の写真や、800年前の金沢区近辺の地形と現在の比較図、金沢区に縁のある徳川家康やペリー提督、伊藤博文との関係、称名寺や金沢文庫復興、八角堂建設など金沢の地域振興に尽くした大橋新太郎の功績の紹介など、歴史と風光明媚な金沢の魅力をスライドを基に紹介していただきました。林さんは「さくら茶屋」発足当時、地域活動として「茶屋のブログ作成」を手掛けています。その中で「金沢区の魅力紹介」をしたことで、地域の魅力をより深掘りするようになったと話しています。
 また区長時代、より身近に金沢区を感じてもらえるようタモリさんや、金沢区出身の竹中直人さんや小田和正さんにも協力していただいたことなど、多くの魅力が金沢区にはあることが語られました。その後食事を囲んでの交流会では、金沢文庫駅前の再開発など難しい問題の質問なども出されていましたが、すべてに丁寧に対応していただきました。
 最後に小田和正作詞作曲でこの地を歌った「マイホームタウン」の曲をながしていただいたところで、参加者の皆さんに夜話が始まる2時間前と比べて「金沢区がもっと好きになりましたか?」と質問、参加者全員の手が挙げられたところで散会といたしました。

2019年3月23日