3名合わせて、200歳まで続けたい
「春の小川」を全員で合唱
アンサンブルでクラシックを演奏
3月の西柴夜話は岡田敏子さん、齋間迪夫さん、矢野久子さん3名のフルートによるアンサンブル演奏でした。クラシックから童謡唱歌、アニメソング、更にはアンコールに応えて懐かしの歌謡曲披露と幅広いジャンルを熱演されました。途中フルート伴奏による全員合唱では、春にふさわしいおなじみの曲を4曲、参加者全員が声高だかに歌いあげ盛り上がりました。その後、3名のそれぞれの音楽人生や、楽器や練習法にまで質問がだされ、感想も出し合いながらみんなで交流しました。
できる限り息長く続けていきたいという3名の目標は、3名合計で200歳まで継続するのが当面の目標、それまで何年先、何十年先?なんでしょうか?
多くの人と接したい、そのため「呼んでいただけたら、できる限り応えたい」とうれしいお言葉、西柴夜話にまた来ていただきたいとのお願いをして、今回は終了しました。
2月の夜話は海外ボランティア体験
2月の西柴夜話は、シニア海外ボランティア(JICA)として2年間、ブラジル・リオデジャネイロに派遣され、日本語や日本文化などを教える活動で活躍された三浦市在住の仲野麻理さんが登場しました。日本とブラジル人の気質や文化の違い、旺盛な活動について、多数の写真と資料を元にスライド化し、様々なエピソードを交えながらお話しいただきました。
「過ぎてしまえばあっという間の2年間、でもその体験は貴重だった」との言葉に、初めての海外暮らしでたった一人で奮闘する仲野さんの体験を聞いた参加者はみなさんが納得の表情、好評でした。その後は、JICA応募への質問や、ブラジルを訪れた経験者とのやり取りなども出され楽しく交流を行いました。
過去最大、20名の出演者でした
お揃いのブルーのコスチュームであらわれた「西柴フラウェンコール」、西柴夜話第50回記念の出演は西柴近辺の方々が中心の女声合唱団でした。
日本の唱歌やポピュラーソングなど皆さんおなじみの曲を12曲、すばらしいハーモニーで披露していただきました。ご指導される先生もソロを2曲、更には参加者全員での合唱曲も準備していただき、あっという間の一時間でした。
その後は50回記念として、参加者全員の交流会です。以前講演された方、西柴夜話にかかわってこられた方、今回初めて参加された方、常連の方などから激励や感謝の言葉とともに、「百回めざして継続して」など期待の声が寄せられました。
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西柴夜話のあゆみ 50回のあゆみ
西柴夜話に寄せられた声 夜話について
「アンサンブル」9名で熱唱
「花のわ」メンバー:左から十亀さん、ピアノ深津さん、三浦さん、大泊さん、安井さん、山本さん、亀山さん、大宰さん、長崎さん
アンサンブル「花のわ」は横浜市内に住む11人の女性コーラスグループ。その日の参加者に応じて曲を選曲、この日は、昭和の歌謡曲メドレーや、「さだまさし・松田聖子」などおなじみの曲を見事なハーモニーで熱唱され、参加者全員での合唱も行いました。その後は声の出し方などの質問あり、「高校三年生」の歌にちなんで若かりし頃の思い出の披露あり等など、参加者みんなで交流しました。
東日本大震災から3年8ヶ月
震災から3年8ヶ月、あの日を風化させないとの思いから「陸前高田からの手紙」・・被災された方々からのお便りと、あの大津波の中でたった一本残った松の木を詠んだ「希望の木」詩集を、金沢区在住の高坂頼子さんに朗読していただきました。
その後の交流会では、あの時の思い、経験を参加者全員で語り合いながら交流しました。この場で飛び出した募金の呼びかけで集まった11,650円を、被災地に送ることにしました。ご協力ありがとうございました。
中区在住の中島智子さんが演歌の女王「美空ひばり」などお馴染みの歌謡曲10曲ほどを熱唱、皆さんのリクエストにも応えながら歌っていただきました。
参加者の交流では、飛び入りで2名の方がマイクをにぎり「持ち歌」を披露、みなさんの喝采をあびました。その合間にはSMAPの歌などを全員で合唱、手拍子と歌で参加者が一つになったひとときでした。
航空ジャーナリスト協会会員の田中常雄さん、福島原発一号炉の46万kwにも匹敵する原子炉を有する空母ジョージ・ワシントンが海外に唯一母港としているのが横須賀であること、東日本大震災の時に停泊していた空母に重大な危険があったこと、活断層の多い三浦半島とのからみ、横須賀に立ち寄る数多くの攻撃型の艦船や航空機を写真とともに紹介していただきました。初めて聞く話に皆さん多数の質問が続出、学びの夜話となりました。
副住職の須方審證さんが幼少時代を過ごした頃のお寺の風景と現在の風景を写真で比較しながら、庭園各所の移り変わりなどについてお話いただきました。鐘楼や仁王像などにまつわるエピソードには笑いや驚きも、お話のあとは参加者からの質問にもていねいに答えていただきながら、参加者みんなで交流しました。今度称名寺を訪れるときは新たな感覚でお参りできそうです。