ラストは全員で「上を向いて歩こう」
7月の西柴夜話は、シンガーソングライター山下成司さんに登場していただきました。大和ウクレレ倶楽部で50人ほどの生徒さんを指導する「ウクレレ先生」が、西柴夜話参加者向けに「テネシーワルツ」などのおなじみの曲から、リクエストに応えますといって野沢昭如さんの「終末のタンゴ」の曲まで歌っていただきました。
あるきっかけから発達障がい児を指導することになった山下さん、その経験や想いを書いた著書も発行されていますが、そこで生まれたオリジナル曲もその時のエピソードも交えながら数曲披露していただきました。そうしたお話への感動、ウクレレでの熱唱を初めて聞く参加者も多く、一曲一曲終わるごとに微笑みと、大きな拍手が贈られていました。ラストは、先日亡くなられた永六輔さんの世界的大ヒット曲「上を向いて歩こう」を参加者全員で合唱しました。
交流会の場では、昔は「ポリドールレコード」からレコードまで発行していたり、テレビ番組の挿入歌まで手掛けていた経歴が、今回この夜話にかけつけた生徒さんからバラされ、それにまつわる話、発達障がい児とのかかわり、オリジナル曲の生まれる経緯等などについて質問が出され、それらに答えるかたちでの交流になりました。最後に「今度は生徒さんと一緒の演奏を」とのリクエストも出されていました。