軽快で楽しいおしゃべり「紙芝居」

 西に東に駆け回る山下康さんの登場

DSCN9788 2月の西柴夜話は「紙芝居」に魅せられ、その後20年以上も舞台を担いで、子供会や幼・保育園や学童クラブ、特養、老健、グループホームに商店街等々、西に東に駆け回って「紙芝居」を演じてきた山下康さん(西柴在住)の登場です。

 軽快なおしゃべりと、クイズなどで場を和ませながら話は進みます。舞台の周りに飾られた和傘の下にはドラエモンやキティちゃんのお面、風車などがいっぱい、祭り気分でその場を盛り上げます。

 今回演じていただいた紙芝居は「まほうのふで」と「おかあさんのはなし」という二題。紙に書いたものが本物になる「魔法のふで」を持った村人を欲張りの王様が利用しようとするが、結局は村人のためにその魔法が生かされるというお話。第二話は寒い冬の話、死に神にさらわれたわが子を取り戻すために死に神と必死にたたかうおかあさんのお話、臨場感あふれる熱演に大きな拍手が送られていました。

 その後の交流会では、何十年前の子どもだったころの「路地などでみていた紙芝居」の思い出話や、演じる声が見事だけれど発声するにはコツはあるのですか?などの質問も飛び出していました。また一昨年「さくら茶屋」のスタッフで作成した「紙芝居」、金沢区に伝わる民話をもとにした「身代わり観音(長浜観音)」を披露してほしいとのリクエストもあり、「さくら茶屋理事長」の岡本さんが飛び入りで演じるひとコマもありました。

 美味しい料理をいただきながらのいつもの交流会、あっという間の2時間に、参加者皆さんが終了を惜しんでいました。

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2017年2月10日