稱名寺のカワセミを激写で紹介

 11月の西柴夜話は西柴で野鳥撮影・その魅力 

CIMG0469無題 11月の西柴夜話は「野鳥撮影」の魅力をテーマに西柴在住の小川克彦さんに語っていただきました。写真撮影歴50年の小川さんはもともと「撮り鉄」ファン、全国各地に出かけ鉄道を追いかけます。海外に行っても各地の鉄道や市電を取り続けました。そのうち世界の風景を撮りまくります。パリ、ベニス…へと、仕事で海外に行っても撮影は欠かしません。風景に続いてルーブルなどの世界の美術館を訪れ名画にシャッターを切ります。日本の美術館ではほどんど禁止されている撮影も世界では許されています。そうした経過が数十枚の写真とともに紹介されました。

 その後2年前に稱名寺で「カワセミ」と出会います。何回も通い見ているといろいろな姿を見せてくれます。どこが好きなところなのかなど「カワセミ」の生態がだんだん見えてくる。毎日午後4時の前後5分ぐらいの間に水浴びすることも分かった、そこでカメラを構えシャッターチャンスを待つ、そこで撮れた写真がスクリーンに映し出されました。オスがメスに給餌する(捕った魚をメスに口移しメスが受け取ったら求愛成立)様子も連続写真で紹介されました。「カワセミ」以外にも稱名寺には数多くの野鳥が飛来しています。その種類を図鑑などで調べたり仲間たちと情報交換してわかってくると面白く、それが魅力となっていると微笑みながら話していただきました。

 軽食と交流の場では、希望者に「カワセミ」のホバリング(空中静止)など困難な撮影に使用した機器に実際触れて体験する機会も設けていただきました。「近くにそんな多くの野鳥がいるなんて驚きました、これからもっと注意してみてみよう、楽しくなりました」とは参加者の感想です。

 小川さんの「野鳥撮影」の映像は、ホームページ「カワセミ礼賛」で検索できます。一度アクセスすることをお勧めいたします。

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2017年11月11日