夜話最多登場、春風亭三朝師匠

 演目は「代脈」、「甲府ぃ」でした

CIMG1200  9月の西柴夜話は落語でした。話し手は西柴夜話最多登場の春風亭三朝師匠です。

 いつものよく通る声で参加者を噺に引き込みます。演目は二題、ちょっと間抜けな医者の弟子に伊勢屋のお嬢さんのところに往診に行かせるという「代脈」、甲府生まれの若者が江戸にでて豆腐屋の婿養子となり里帰りするお話の「甲府ぃ」でした。本編に入る「まくら」の話では、天候の話やお年寄りの日常生活を笑いに代えたり、後半ではグアム旅行の際に経験したある航空会社の機内食をとりあげ会場を沸かせていました。

 西柴夜話にはこれまで5回登壇いただいていますが、はじめて聞くという方も相当おりました。後半の交流会では「生の落語を聞けて良かった」「楽しかった」「先日テレビで師匠を拝見しましたよ」などの声が出されていました。質問もいくつか出され、屋号の解説もありました。落語界では屋号とは言わず亭号というようです。さらに同じ春風亭といっても(春風亭昇太と小朝の間には)一門の関係はないなどの解説がありました。

 すっかりおなじみとなった三朝師匠、今後とも西柴夜話への登壇をお願いして「第七回さくら茶屋寄席」は終了いたしました。

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2018年9月14日