認知症家族の介護体験は感動的

 忘れても心は生きてる認知症=講演会

  IMG_13712月12日の日曜日「さくら茶屋」主催の講演会があり、「忘れても心は生きてる認知症」というテーマで「家族の会」世話人の三橋良博さんに自らの家族の介護体験や対応について語っていただきました。

 お父さんが認知症を発症、他界後はお母さんの認知症が急に進行し、奥様も若年性アルツハイマーとなり、長い間ご両親と奥様の3人の介護を仕事をしながら続けている三橋さんの体験と対応のお話は参加者を十分納得させる内容でした。 

 いくつも心に残るお話でしたが、全ては紹介できませんので二、三紹介します。

 認知症の介護は一人ではできない。周りの人の手助けが必要、三橋さんは町内会の催しの際参加された全員を対象に奥様が認知症を発症したことを打ち明けたと言います。言ったことでその後は周りの人がちょっとしたこともサポートしてくれるようになったと言います。

 認知症は、何もわからなくなってしまう病気ではない。豊かな感情、IMG_1368優しい気持ち、感謝する心はしっかり残っている。脳の委縮によって一部の機能は働かないだけ。「食事をしてもしてないと言う」などの例のように「本人が嘘をついているのではない」のでどんなことでも否定するのはマイナス。

 認知症の人が使える社会資源(行政上の各種制度など)は今回紹介されただけでも22種類ほどありました。こうした制度はほとんどが申請ベースのため、知らないと利用できないものです。「家族の会」はそうした制度の紹介や、介護の対応、施設などの使い方等々、知識の宝庫ですのでどうぞご利用ください・・・とのことでした。

  2時間弱の講演、参加者は皆さん感動されていました。認知症は15~20年と長い間かかって重症化する病気、早期発見が大事ということが最後に強調されました。

2017年2月13日