認知症カフェ、1~2月の様子

 1月はお正月の歌、2月は銀色の道・・・

この1、月2月の「オレンジデー」の様子をお知らせします。

c1 1月15日、まだ正月気分が抜けきれないし、本格的に寒さを迎えている時節という影響もあったのでしょうか、参加者が幾分少なかったので、スタッフもちょっと残念な気持ち?いつもお顔を見せてくださる方の参加がなかったこともあり、あの方どうしていらっしゃるかしら?お元気に過ごされているかしら?状況が悪くなっていないかしら?と気にかける会話も拡がります。うっかり忘れていらっしゃるケースもあるので、開催の当日に「今日、○○時に、いらっしゃませんか?」という“声かけ”をしましょうというのが、改めての確認事項でした。

 今回はお正月の過ごし方のお話で盛り上がりました。テーマは何でもいい、みんなとおしゃべりして、共感し合う…、わずかな時間でも参加者のお顔を生き生きさせます。今回の歌は「お正月の歌」でした。軽い体操もありました。来年の「オレンジデー」はもっと寒くなるかもしれません。「オレンジデー」に参加して、ほっこりして、寒さを吹き飛ばしましょう!

 

 

 c2 2月は第三日曜日の19日にオレンジデーが開かれました。立春をとうに過ぎて、さすがに陽射しが明るくなっています。とは言え、気温はまだまだ真冬!先月欠席だった方がお見えになると、スタッフ一同にほっとした空気が流れます。10時スタートを前に、早めにいらした方たち同士で賑やかなおしゃべりが始まりました。

  お雛様の話題からこの日のオレンジデーが始まりました。目黒の雅叙園の百段雛飾りの話から、「雛祭り」の歌に合わせて手話を交えての体操(?)を。大きな声で歌いながら、頭も使えば、当然手指も使う、なかなかのボケ予防にもつながる体操であることを実感できました。

   その後はいつものようにグループに分かれてのおしゃべり会。テーブルごとに全く違う話題になるのが、いつもながらに面白い!現役時代の仕事で、ご自分がいかにして実績を上げたかを生き生きとお話になると、皆々聞き入ります。そこから税金の話、保険の話、老後資金の話、とどまることがありません。他のテーブルでは、家族にいかに助けられているか、家族の優しさ、有り難さをテーマに盛り上がっていました。一方では、介護者の不安の声も出てきます。現在はデイケアサービスに行っているものの、その先はどうしたら?という問いかけに、今回も出席してくださった包括支援センターの職員さんのアドバイスが。専門の方からのアドバイスの重要さに改めて気づかされます。

  この日も歌で閉じました。大きな声で「どじょっコふなっコ」「スキー」「銀色の道」の3曲です。懐かしい青春そのものの顔になって歌っていました。

 

  来月(19日)のオレンジデーはぐーんと暖かくなっているのかなぁ~!

 

2017年2月21日