オレンジデー、当事者の人生に共鳴

「およげ!たいやき君」で、昭和にもどりました

会話 11月19日のオレンジデーは一足飛びに真冬の寒さ。いきなりの寒さ到来だけに、皆さん来てくださるかしら?と不安なスタート。でもこの日のさくらカフェは、その寒さを吹っ飛ばす勢いの賑やかさでした。
 前月に横須賀からオレンジデーの様子を見に来てくださった母娘さん(注)、今回は当事者のお父様をお連れになりました。娘さんは車での送り迎えだけ。ご両親をあえて別のテーブルへお連れしました。それぞれにスタッフに囲まれ、話題に入り込んでとっても楽しそうでした。

 当事者の方としては、体操では、思うに任せない動作もありましたが、両手をスタッフの手伝いを受けつつ、全部クリア、そして皆で拍手!温かい空気がカフェいっぱいに満ちました。その後はこれまでの人生を、スタッフの質問も受けつつ語ってくださいました。豊かな人生の一端を伺えて、周囲も大いに共鳴したり楽しんだりしました。時には大きな笑い声もはじけました。
別テーブルに座った奥様は、介護でのご苦労話、先月のオレンジデーでのアドバイスが役立ちました、と嬉しいお話もしてくださいました。

 最後には昭和40年代に一世を風靡した「およげ!たいやきくん」を歌いました。みんなの顔が昭和の、その時代に戻りました。

(注)10月16日にこのホームページで紹介した「オレンジデー、ネットで探し来店」記事を参照ください
2017年11月22日