オレンジデー、会を重ね垣根消え

 指体操、頭も使うし、効果ありそう 

FullSizeRender から梅雨の影響でしょうか、八景島のアジサイが今年はちょっと小ぶりとか。見物の人出もいま一つのようです。でも、6月18日の「さくらカフェ」オレンジデーは梅雨特有のどんよりした空気を吹き飛ばす勢いでした。

 「夏の思い出でも語り合いましょうか」の呼びかけで、各テーブルは早速わいわいがやがや!夏と言えば終戦!戦争体験組とほとんど記憶に留まっていない組とでは、思い出もかなり違ってきます。疎開したときの話、食糧難で、いかに白米がご馳走だったかの話、調味料が満足に手に入らず、「大八車」「豆炭」「サッカリン」なる懐かしい歴史的(?)用語まで登場、世代の違う参加者の「サッカー?サッカリンって何ですか?」の、目を真ん丸くした質問に皆々大爆笑!

  この「オレンジデー」のコンセプトは、認知症の方のためと位置づけています。でも会を重ねるうちに、介護する側、される側、お手伝いのスタッフが、思い出話に花が咲かせ、同じ話に相槌を打ち、共に笑い、懐かしむ・・・そこには何のバリアもないことに気づかされます。

  はじめに定例の「指体操」、皆さん熱心に取り組んでいます。小指と薬指が言うことを聞かないねぇ、これも参加者皆同じ。頭も当然使います。効果がありそう! 歌は「かえるの合唱」「夏の思い出」「いつでも夢を」の3曲。輪唱にもチャレンジ。音が重なり、とっても素敵なハーモニーが拡がりました。

 

2017年6月22日